奈落のぼれろ

死にたいブログ改め、生きたいブログになりました

犬を飼うという事は、たくさんのお金と、責任が必要なんだ

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うちのワンコはペキニーズと言う犬種です。ペキニーズには前々から憧れがあった。両親に犬を飼う事への許可を貰い、ペキニーズ専門ブリーダーのサイトで子犬が1頭だけ生まれたと言う情報を見つけ、早々と連絡を取り交渉を始めた。08年7月、待望のペキニーズの子犬が我が家にやって来た。

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うちに来て3ヶ月位は特に問題もなく順調で、兎に角元気で悪い子だった。健康診断も問題は無し。ところが10月に入ってすぐの頃。近所の公園を歩かせていたら、大型犬と飼い主が勢いよく走って公園に入ってきた。ワンコは驚いてしまって溝に転落した。その際に首に受けた衝撃がきっかけで「環椎軸椎亜脱臼」と言う病気を発症した。

環椎軸椎亜脱臼を発症すると、首の骨が繋がっていない状態になり、神経が圧迫されて激しい痛みが定期的に襲ってくる。手術しか助かる方法は無いと動物病院で説明を受けた。小型犬でかなり小さい為、麻酔リスクが非常に大きい事、術例が(当時は)1件しかなく成功率は高くない、それらの点を承諾して欲しいと言われた。費用は約40万円。別途、長期の入院費用が掛かる。迷っている暇は無かった。命に関わる緊急事態だ。前金を支払い同意書を書き、その日は痛み止めを点滴して家に帰り、翌日に手術となった。

翌朝6時。まずはMRI検査の為に、吹田市にある千里桃山台動物病院と言う所へ向かった。MRIの結果を持って、すぐに手術を行う動物病院へ向かう。病院到着は確か14時頃だったと思う。到着後すぐに手術が始まった。手術内容は、喉元を切開し、そこから首の骨をピンで繋ぎ合わせセメントを流し入れて固定すると言うもの。手術が終わったのは20時を回った頃。成功でした。この時は本当に嬉しかったよ。まだ3ヶ月程度しか一緒に暮らしていなくても大切な家族だからね。

それから入院と費用についての説明を受けた。手術費用と入院費は退院時に支払う事になった。そのままワンコは1ヶ月超の入院。入院中はピンとセメントが完全に固定するまで一切動いてはいけない。身動きが全く取れない狭いケージに入れられ、食べて寝るだけの生活だったみたいだ。面会はNG。飼い主を見て喜んで動いたら駄目だからね。そして無事に退院となりました。

カードの借金は、この時の費用に使った分が大きかった。父親が手術を渋った気持ちは少しなら理解出来る。当時は家や車のローンがあったからね。父はローンの類は極力早く返済すべきと言う考えの持ち主で、毎月の返済額を大きく設定していた。確か両方のローンの支払いだけで毎月30万円位あったハズだよ。それが家計を圧迫していた。

手術と入院の両方を合わせた費用は約50万円(前金が5万円位だったと思う)。CTやMRI検査代が別途10万円。それで終わりではないよ。その後の通院もある。毎月病院に行くし、半年位に1度は定期検査もある。その都度2,3万円は必要だからね。でも元気になってくれたから後悔してません。

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2年ほど前。呼吸が苦しそうだったので動物病院に連れて行った。CTを撮った結果、半数近くのピンが折れている事が分かった。ピンの耐久年数は約10年と聞いていたが・・・。でも再手術は諦めた。再手術の成功率が4割程度でリスクが大き過ぎる為。症状はすぐに収まったので、ひとまず様子を見る事になった。

去年の12月、今度は急に歩けなくなった。四肢の麻痺の症状が現れた。呼吸が苦しそうな時もある。病院で安楽死の相談をした。もしもの時の事を考えて、医者からの同意を得ている。苦しむ姿は見たくないからね。今は寝たきりの状態。頑張って歩こうとするものの、すぐに転んでしまう。排泄、水に食事、全てに介護が必要となった。動けずにストレスが溜まるのだろう、噛み付こうとする事がある。食欲が減り体重が減った。日増しに元気が無くなっている。もう年内は持たないのだろうと覚悟している。後悔の無い様に、残された時間を出来る限り一緒に過ごしてあげたい。

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昨日も病院に連れて行きました。フィラリアや血液検査などで28000円近く掛かっているでしょう。可愛いから飼ってみたいと言う一時の感情で、安易に犬を飼うのは絶対に止めて欲しいなー。犬を飼うという事は大きな責任を負う事になるし、沢山のお金が必要になる。時にはストレスを感じる事だってある。でもそれ以上に、ワンコからの愛情返しにとても癒されるんです。