奈落のぼれろ

終活はじめました

時には、勇気をだして力強く歩こう

f:id:tongaribooshi:20170602214804p:plain
20歳の頃、人生における大きなターニングポイントを迎えたことがあった。コンテストに応募して、残念ながら佳作賞だったけど、後に、東京に来ないかと誘いをうけたのだ。東京に行っていたら、今頃は何かしら絵を描くような仕事に就いていたのかもしれない。でも断ってしまった。挑戦心がなかったし、環境が大きく変化することが怖かった。今更ながら後悔している。天職に就けたかもしれないのにね。

小さな頃から私は、困難や挑戦からいつも逃げる選択を取ってきた。性格的に大人しくて弱い人間だったから、いつも母に守られて生きてきた。でも、仮に発達障害なりHSPなりを持っていたとして、逃げ道を用意することは必要だけど、時には困難に立ち向かったり、自発的に何かに挑戦することは大切だと思うよ。自分が生まれ持ってしまった“モノ”を、「弱い自分」を正当化させることに利用するのではなく、それを受け入れて、上手く共存させていくことが大切だと思うんです。

「育て方を間違えた」これは母が私に言った言葉だ。別に私のことを責めて言ったのではなく、自分に向けての自責と、私への懺悔を込めての言葉だったと思う。いつも助けを求めて、ぺったりくっついてくる息子を、母は溺愛してきた。弱い息子を守るために、母はいつも逃げ道を用意しておいてくれた。でもそれは同時に、息子の自立心を奪う行為でもあったと思う。だからと言って母のことは全く恨んでいません。甘えてばかりの自分に非があっただけのことだよ。

もし、偶然これを読んでいるあなたが、自分は弱い人間だからと、あらゆることから逃げ続けているのなら、私を反面教師にして欲しいな。逃げてばかりの人生を送っていると、挑戦心は完全に消え失せて、仕舞いには生きることにすら後ろ向きになって死を意識するようになってしまう。

弱くて生きづらい人たちの気持ち、私はよく分かるよ。ちっぽけな失敗を気にし過ぎたりして、もっと大事なことを見失ったりとか、つまずいてしまったり、傷付いてしまって、立ち直るのに時間が掛かったりとかね。だから色んなことが怖くて、いつも背を向けてしまっていた。

でも、一歩を踏み出す勇気を振り絞ることって、とても大切だよ。そして、何かに挑戦して、容易く投げ出してしまわない勇気が、人生にはとても大切なことなんだ。

その一方で、時には逃げることも勇気だと思うよ。どちらかに偏るのではなく、バランスを保つことを心がけたら、生きることって割と気楽なものになるかもしれないね。

私も、そんな勇気を持ってみたかった。もう一度、立ち上がってみたいと思う今だからこそ、生きていく勇気や力強さが欲しい。