奈落のぼれろ

終活はじめました

いじめ経験者がみんな、人に優しくなるわけじゃない

(1)

www.excite.co.jp

通信制の学校は、いじめられて不登校になった子たちの受け皿になっている。しかし、いじめを受けて傷付き、対人関係を築けなくなった子にとって、再び対人関係を築くことが出来る場になっているかと言うと、そうではないよ、という記事。難しいね、逃げ道はあるけど、逃げたままでは駄目なわけで。

いじめは厄介な問題です。前にも書いたけど、いじめる側もいじめられる側も、自尊心を只管に失くしていくだけですからね。どちらも十中八九、自尊心が低いはずです。だから両方共にケアしてあげることが大切だと思うんです。いじめが原因で通信制で学ぶ子たちに一番必要なのは、そこだと思いますよ。

私が小学生の頃、同級生だけではなく、上級生からもいじめを受けていました。2年先輩の人で、実はその人自身も同級生からいじめを受けており、友達がおらず孤立していました。学校が終わると、私はいつもひとりで帰っていましたから、その先輩は帰り道の途中でよく待ち伏せをしていて、私をいじめるのです。

いじめを受けた(受けている)人間が、痛みを知って人に優しくなるのかと言えば、実際は皆が皆そうでもないと思います。弱い人間が、さらなる弱い人間を見つけていじめに走る、こういうキング・オブ・クズ(おっと失礼^_^;)は現実に居ます。私も自尊心が無いし、クズ先輩も自尊心が無い。自尊心を失った人間同士は不思議と引寄せ合いますし(類友ってやつ)、このような関係性になり易いという典型例かと思います。

クズ先輩のようなタイプは、早めに親なり周囲がケアしてあげないと、放置すると後々厄介な人間になってしまう危険性があります。何故なら、いじめを繰り返すことで自尊心が回復するわけでもなく、それどころか己の弱さを克服できたと錯覚してしまう可能性があるからです。強さ=正義と言った、誤った認識を持ってしまうかもしれません。

こうなると、次第に人間性そのものを大きく失ってしまう危険性があり、大人になった時、相手の気持ち(立場)になって物事を考えることが不可能な人間が出来上がってしまいます。「俺は過去にいじめられたけど自力で克服した。いじめで泣き言を言っている奴は弱いだけだ」ネットでこんな意見を見かけるけど、つまり、こういう人間になってしまうのですよね(^_^;

通信制の話からかけ離れましたけど、いじめを受けた子の心のケアは勿論、いじめをした側の子の親だって、ただ叱って終わるのではなく、どうして自分の子がいじめに走ったのかを、自分に問題がある可能性も含めて考えて、心のケアをしてあげるべきだと思います。いじめっ子の家庭って、それが出来ていない親が多いと思うんですよね~私そのクズ先輩の家に行ったことありますけど、あー成る程って思いましたもん。裕福かどうかは関係なく、ね。

(2)
続きじゃないけど、クズ先輩が卒業した後(小学校の高学年だね)、ひとりで学校から帰っている最中、謎のおじさんやお爺ちゃんによく声を掛けられました。お菓子をくれる人が多かったんですけど、何で?(^_^; お饅頭くれたり、和菓子屋のセットを箱ごとくれたり、駄菓子を詰め合わせた袋をくれたり。

家に持って帰ると、母が「気持ち悪いから知らない人からお菓子をもらっちゃ駄目だよ」と、手をつけることなくゴミ箱にポイーでした。私も、性格的に断れないのですよねぇ。ある日、おじさんがお菓子をくれて、よかったら家においで、と言われまして。さすがに変だと思い、断って逃げるように帰って来ました。

母に話したら、えらい剣幕で、二度とお菓子をもらうな、知らん人間に話しかけられても無視しろ、と言われまして、母のほうが怖かったわ(苦笑)。1980年代の後半とは言え、まだまだ子供の誘拐事件が多かった時代なんですよね。近所でも不審者の情報が出回っていたみたいですし、まあ何事も無くてよかったー。

あれから約30年。夜に出かける時などは、未だに母に言われますからね。変な男に声を掛けられたら大声出しなさいって。いや、もうオッサンだし(苦笑)。